9/14 同期アポ
同期研修医Aとのアポ
29歳 丸顔、可愛い系、スタイル普通
スト値2.4、AWARDのタイプ
いつも笑顔で人当たりがいい、タフ
仕事熱心、酒強い
遠距離で彼氏あり
お互い研修医2年目で外病院での研修が多く、会うことが少なくなっていた。たまたま今月が元病院の研修で被っていたため、外病院の情報交換の名目でアポった。あっさりOKをいただく。
AWARDはぶっちゃげAが好きなのだが、職場リスク高いので、こっちから打診はしない。
数ヶ月前時点で進路について彼氏とは冷戦状態で、話し合い如何によっては別れるかもと言っていた。
ちなみにAとは同じ寮に住んでいる。
寮の前に待ち合わせて、戦闘開始となった。
AWARD「おっす!」
A「お待たせ!」
Aが遅れてきたみたいになっているが、実際遅かったのは私の方である。緊張してるのかな?
かわいい…(色恋フィルター発動中)
適当に話しながら店へ車で移動。
店は適当な居酒屋を選んだ。
注文だけ済ませて、最近の仕事の話から。Aの性格的にこの話題からがスムーズだ。恋愛トークが次のステップだが、なかなか口火を切れない。盛り上がったがダラダラしてしまった。
A「他になんか聞きたいことないの?」
流れがきた!
AWARD「あ、これだけは聞いときたかったんだけど…」
AWARD「結局彼氏とはどうなったの?笑」
真面目な話から一転ふざけながらの恋愛トークへの移行を試みる。
A「え、えー、仕事のこと聞かれるかと思った(照)」
A「えーとね、以下略」
上手くいって心の中でガッツポーズ。
内容まだ付き合っているよとのことだった。
お互い頑固な性格のようだ。
Aは今の鹿児島の病院で働きたい。彼氏は長崎の病院で働きたい。ずっと一緒にいるつもりなら、どちらかは希望の進路を諦めなければならない。
彼氏が折れたのかと思いきや、遠距離恋愛は継続するとのこと。
なんじゃそりゃ…
もう少し深掘りして
A「今年の終わりくらいに入籍するかも、これ他の誰にも言ってないんだけど。」
少し感動した。俺のトーク力でここまで聞き出せたぞと。
Aのことは好きだけど、さほどショックはなかった。ナンパで目が肥えたのかもしれない。中身はともかく、スト値はより高いのが街にゴロゴロいる。
次下ネタトーク。
AWARD「今は3ヶ月おきにしか会えないんでしょ、会った時はやっぱりヤるの?」
A「んー、どうなんだろう…」
煮え切らない返事。レス?
AWARD「遠距離恋愛でそれはやばくない?」
A「いや、恋人らしいこととかはするよ…」
AWARD「あ、そうなの。良かったー」
A「そういえばね…(日常系の話題)」
答えてはくれる。が、反応が悪い。
直接的な言葉が出てこない、話題を日常系に戻そうとするところを見るに恥ずかしがってる?可愛いじゃねぇか。
ゲット狙うなら押し引きしながら下ネタトーク継続して性的興奮を高めるのだろう。しかし、今回の案件は職場リスクで打診はなし。
ということで少し日常系に話を戻して席を立った。
代行が来るまでの15分。暗い駐車場。
自分のことを考えていた。A子のことは好きだ。しかし、今日の覚め具合をみるに非モテと同期の関係性によるマジックなのだろう。
入籍もほぼ確だし、気の迷いで?、練習で?告白してみることにした。
AWARD「さっきタイプの話とかしたじゃん」
AWARD「俺、本当はAのことがタイプだったんだ」
目を合わせて、はっきりした声で言った。
酒のせいか思いの外すんなり声が出た。
周りが暗くて相手の目が覗き込めなかったのが残念だ。
A「え、えー… 趣味悪いね」
AWARD「そんなこと言わないで。俺の理想の彼女像を否定された気になる」
A「ほら、さっき言ってたのならBさんとかCさんとかじゃない?」
AWARD「俺はAが良いんだ。」
A「…」
以後沈黙。返事はなかった。
ただその場に流れる空気に嫌なものは感じなかった。
(良かった点)
相手の深いところまで話を聞き出せた。
ペーシングを意識した。
好きな人と盛り上がることができた。
下ネタトークをぶち込めた。
(悪かった点)
恋愛トークまでが長い。
ボディタッチ、深い下ネタ、性的刺激トークまでいけなかった。
タイプより好きと言い切れば良かった。
告白の環境設定が悪かった。
判定法項目の確認を忘れていた。
(今後について)
ナンパ活動を通してAを見る目が醒めた。告白めいたものもして出来もそこそこだったし、良い思い出ということにしたい。
今後も職場での恋愛は原則避ける。自分から打診は禁止。
今回のアポは盛り上がって楽しかったが、友達の域を出ていない。ドキドキさせられなかった。ガンガン打診する普通のアポならボディタッチ、深い下ネタ、性的刺激トークの投入が次の打ち手だろう。